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「AI手書き文字認識サービス」とは?便利な機能を紹介

 2022.03.07  CLOUDIL 【クラウディル】

近年、さまざまなシーンでAIが活用されています。今や我々の生活に欠かせない存在といっても過言ではないAIですが、文字認識サービスにも活用されていることをご存じでしょうか。本記事では、官公庁でも導入されている「AI手書き文字認識サービス」について解説します。気になる方は、ぜひ最後までご一読ください。

「AI手書き文字認識サービス」とは

「AI手書き文字認識サービス」とは、AIの技術を投入した文字認識サービスです。1964年に設立され、システム開発やインターネット環境構築などの事業を手掛ける、京都電子計算株式会社がリリースしました。

コージェントラボ社の「Tegaki」エンジンを採用し、AIにより文字の読み取りを実現します。従来では難しかった手書き文字の認識をできることが、本サービスにおける最大の強みといえるでしょう。

本サービスが注目を集めている理由としては、手書き文字の読み取りが可能なAI-OCRであることが挙げられます。「OCR」とは、スキャンした文書データなどを、コンピューターが認識できる文字へ変換する技術です。紙メディアのデジタル化やペーパーレスを進めるにあたり、OCRは必要不可欠な技術といえるでしょう。

OCRの技術は以前から存在しましたが、人の手で書かれた文字の読み取りや認識には課題がありました。手書き文字はどうしても個体差があり、読み取りできなかったり、認識できなかったりすることが多かったのです。

AI技術を活用した本サービスでは、このような手書き文字を99.22%もの高精度で読み取り認識するため、あらゆる手書き文字に対応できます。

「AI手書き文字認識サービス」がもつ9つの特長

文書の電子化や、業務効率化を実現できるAI手書き文字認識サービスには、さまざまな特長があります。ここからは、本サービスが誇る9つの特長について解説します。導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

LGWAN-ASPサービスとして自治体が利用できる

AI手書き文字認識サービスの特長として、まずLGWAN-ASPサービスとして提供していることが挙げられます。「LGWAN」とは「Local Government Wide Area Network」のことで、総合行政ネットワークを指します。行政専用のネットワークであり、地方公共団体の庁内LANを相互に接続できます。

LGWANとAI-OCRエンジン間はセッション分離ができるため、セキュリティ面も問題ありません。HTTPS通信や特定通信も用いており、信用がもっとも重要な自治体に適したセキュリティ環境を構築しています。

非LGWAN系ネットワークから利用できる

LGWAN-ASPとして提供されているサービスではありますが、非LGWAN系のネットワークからも利用できます。非LGWAN系ネットワーク上で読み取り項目の分割や修正ができ、機密性の高い情報はLGWAN上に出さないことが可能です。

官公庁において、機密性の高い文書を取り扱うケースは多々あります。それゆえに、システムの運用では安全面を一番に重視しなければなりませんが、本サービスなら機密項目を非送信項目に設定できるため安心です。

機密事項の非送信項目設定ができる

先述した通り、機密事項については非送信項目に設定できるため、安全な運用が可能です。なお、非送信項目に設定した項目は、クラウド連携せず端末内で取り扱えます。

注意点として、非送信項目は文字認識の対象外になることが挙げられます。ただ、確認や修正の画面で入力できるため、さしたる問題はないでしょう。この仕様により、セキュリティレベルを高度に保ったまま安全な運用が実現します。

帳票イメージを庁舎外に出さないセキュリティ対策ができる

AI手書き文字認識サービスでは、Tegaki連携ツールである「Seisho」を標準提供しています。文字認識作業をバックアップするさまざまな機能を備えており、データアップロード前の分割・シャッフルも可能です。

分割とシャッフルによるデータの抽象化ができるため、たとえ情報が外部へ流出しても安心です。抽象化されたデータでは、個人の特定までできません。高度な機能を搭載したツールである一方、操作性のよさも高く評価されています。使いやすさを重視した設計であるため、現場の人間がすぐに使いこなせるのも特長です。

傾きの自動補正ができる

手書きの文書をスキャナで読み取りデータ化するとき、傾いてしまうことが間々あります。データが傾いたままでは、視認性が悪いだけでなく使い勝手もよくありません。その都度修正すればよいのですが、膨大な数の文書をスキャンした場合、相当な手間と時間を要してしまう可能性があります。

本サービスなら、傾いたデータを取り込んだ場合も、自動的に補正できる機能を備えているため、そのような心配がありません。わざわざ人の手で修正を行う必要がないため、作業効率の向上も期待できます。補正を行うことで、文字認識の精度向上にもつながります。

なお、文書読み取りの際に使用するスキャナは、専用機でなくても問題ありません。複合機にデフォルトで搭載されているスキャナでも利用できます。

ユーザー辞書で文字変換精度を高めることができる

手書き文字は、書き手によってどうしてもばらつきが生じてしまうため、AIをもってしても読み取れないケースがあります。また、アルファベットの「O(オー)」と数字の「0(ゼロ)」などのように、類似する文字を認識できないケースも少なくありません。

本サービスでは、決まった文字列についてはユーザー辞書にデータを登録しておくことで対処可能です。AIが認識に迷ったときは、ユーザー辞書に登録されている内容と照らし合わせ、正しい情報を出力できます。

効率的なデータの確認・修正ができる

AI手書き文字認識サービスに採用されているインターフェースには、データ入力業務で培ったノウハウが活用されています。それにより、スピーディなデータチェックと修正作業が可能です。

データチェックの最終確認は慎重に行う必要があるため、とにかく神経を使います。本サービスのインターフェースなら、視認性がよく必要最小限の目線移動だけでチェックを行えます。項目の遷移は「Enter」「Tab」で行えるうえ、マウスも使えるため操作性のよさも抜群です。

帳票自動分類機能でミスを抑制できる

区役所や市役所など、自治体の施設ではさまざまな書類や帳票を扱います。そのため、レイアウトの異なる帳票がフォルダに混在してしまうケースも珍しくありません。レイアウト違いの帳票が混在してしまうと、あとで必要になったとき取り出すのに苦労します。人の手で整理するとなれば相当な時間と労力を要しますが、本サービスなら帳票をイメージ化し、自動的に分類してくれます。

たとえば、レイアウトの異なるA・B・Cの帳票が混在しているとしましょう。このようなケースにおいても、優れた帳票自動分類機能により、それぞれ個別のフォルダへ振り分けてもらえるのです。本来なら人の手で行う作業を自動で行ってくれるため、作業の効率化が実現します。

読み取りエリアは簡単に設定できる

読み取りエリアの設定は、誰でも簡単に行えます。本サービスは全体的に操作性を高めた設計であり、現場の人間の誰もが簡単に使えるよう配慮されています。

画面に写し出された帳票イメージに、マウスカーソルを近付ければ自動的に読み取る範囲を設定してくれます。特別なITスキルや知識が不要であるため、作業の属人化を防ぐ効果も期待できるでしょう。CSV出力に関しても、マウスによるドラッグ&ドロップ操作で簡単に設定できます。

このように自動で読み取りエリアを設定してくれるため、作業の迅速化が可能です。このユーザビリティを考えた良心設計こそ、本サービスが選ばれている大きな理由といえるでしょう。

まとめ

AI手書き文字認識サービスなら、従来のOCRでは難しかった手書きの文書も容易に文字認識できます。官公庁への導入実績もあり、信頼性もたしかです。手書きの文書を大量に扱う企業や官公庁などなら、導入によりさまざまなメリットを得られるでしょう。この機会に、AI手書き文字認識サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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