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中小企業が取り組むべきデジタルトランスフォーメーション実践例

 2022.04.18  CLOUDIL 【クラウディル】

今日の日本では、デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性がさまざまな界隈で騒がれていますが、特に中小企業においては思うように進んでいないのが現状です。そこで本記事では、中小企業におけるDXの必要性を解説すると共に、その具体的な実践例や、DXにおけるクラウド導入のメリットについて紹介します。

デジタルトランスフォーメーションとは?

そもそもデジタルトランスフォーメーション(DX)とは何でしょうか。経済産業省のガイドラインにおいては、DXは次のように定義されています。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
(引用元:https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf

つまりDXとは、デジタル技術の活用によってビジネスモデルを変革し、企業にとってよりよい仕組みを作ることだと言えます。DXと言うと、システムを最新のものに更新したり、これまで手作業で行っていた業務をデジタル化したりすることだと単純に捉えがちです。

しかしDXにおいて、システムの導入はあくまで通過点に過ぎません。最終的に目指しているのは、顧客や社会のニーズに合わせて、企業そのものの在り方をアップデートすることです。

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中小企業がデジタルトランスフォーメーションを進めるべき理由

続いては、上記のようなデジタルトランスフォーメーションに中小企業が取り組むべき理由を解説していきます。

業務効率化が図れる

DXを推進すべき第一の理由は、業務効率化が図れることです。DXを進めることで、これまで手作業で行っていた業務や、個人または紙で管理していた情報がシステムに集約されます。これによって、業務プロセスや業務データの可視化・共有が進み、従来の業務に潜んでいた問題点なども見直しやすくなります。

その結果、属人化の解消や業務効率化など。組織力を高める効果が見込めるのです。業務効率化によって、従来よりも少ない人手・時間・コストで業務を遂行できるようになれば、余裕のあるリソースをコア業務に割り当て、事業の拡大をより効果的に進めていくことも可能になるでしょう。

セキュリティレベルの向上

DXを推進すべき第二の理由はセキュリティレベルの向上です。現在、日本企業の多くが、老朽化が進んだ基幹システム(レガシーシステム)をIT負債として抱えています。こうしたレガシーシステムは繰り返しのカスタマイズにより構造が複雑化している上、これまでのシステム担当者が退社してしまったことなどを受け、ブラックボックス化が深刻に進んでしまっている例が数多く見受けられます。

ブラックボックス化が進んだシステムはメンテナンスをすること自体が困難であり、障害が生じた際も原因の特定や復旧が難しくなるなど、セキュリティ上の問題が起こりがちです。この点、DXを通してシステムを刷新することで、セキュリティシステムの更新もされ、既存の古いシステムによるセキュリティトラブルを回避できます。たとえば、AIやIoTを活用したシステムを使うことで、データから事前に故障やトラブルを予測することも可能です。なお、システムの刷新に際しては、拡張性の高さなどの観点からクラウド導入をすることをおすすめします。

働き方を多様化できる

DXを推進すべき第三の理由は、働き方を多様化できることです。DXを通して、クラウドシステムの導入が進むことが予想されます。クラウドシステムは場所に囚われずにシステムやデータへのアクセスができるので、テレワークの導入を進めることが可能です。

在宅勤務をはじめとしたテレワークの導入は、働き方の多様化を促進できます。これによって様々な事情からオフィス勤務が難しい人材や、地方人材など、多種多様な人材が働きやすい職場環境を構築できるでしょう。テレワークはワークライフバランスを向上させる新しい働き方として労働者からの需要も高いため、離職率の低下や、優秀な人材を新規雇用しやすくなる効果も期待できます。

デジタルトランスフォーメーション実践事例

デジタルトランスフォーメーションによって、どのようなことが実現できるのでしょうか。以下では、DXの実践事例を紹介します。

伝票の電子化

DXの実践例その1は、伝票の電子化です。これまで紙で保存していた伝票を電子データとして保存することで、場所の制限なく資料を閲覧することが可能になります。また、紙資料と違って必要な情報へのアクセス性が良くなることや、保管場所が必要なくなるなどのメリットも大きなものです。

コミュニケーションの円滑化

DXの実践例その2はコミュニケーションの円滑化です。オンライン会議システムやビジネスチャットを導入することで、従来よりも効率的にコミュニケーションや情報共有をすることが可能になります。これらのツールの導入はテレワークの導入に際しても不可欠であるため、業務の効率化だけでなく、多様な働き方を進める効果も見込めるでしょう。

マーケティングオートメーションツールの導入

DXの実践例その3は、マーケティングオートメーションツール(MA)の導入です。MAとは、その名の通り、マーケティング業務を自動化するツールを指します。MAを導入することで、獲得した見込み顧客の情報の一元管理や、顧客に対する適切なアプローチが可能です。その結果、マーケティング担当者の負担を軽減しつつ、効率的にリードの育成をすることができます。

クラウド化がデジタルトランスフォーメーションを後押しする

既に触れたように、デジタルトランスフォーメーションを進める上ではクラウド導入がカギになります。そもそも「クラウド」とは、インターネット上にあるサーバーやソフトウェアを活用するテクノロジーのことです。

クラウド化の第一のメリットとしては、インターネット環境さえあれば、クラウドサーバーやSaaSなどを活用し、さまざまなソフトウェアやストレージサービスを利用できることが挙げられます。これによってテレワークを促進し、働き方の多様化を進めること可能です。

また、導入や維持管理のしやすさも、クラウド化の大きなメリットとして挙げられます。クラウドの場合は、オンプレミスと違ってサーバーなどの用意はベンダー企業が行うので、ユーザー企業はコストを大幅に抑えて迅速にサービスを利用可能です。また、システムのメンテナンスや更新もベンダー企業に任せられるので、自社のIT担当者の負担を抑えつつ、最新のソリューションを常に利用し続けることができます。

さらにサービス内容の柔軟性が高いこともクラウドの魅力です。多くのクラウドサービスには顧客の事業規模やニーズに合わせて複数の利用プランが用意されている上、従量課金制の契約になっているので、ユーザーは自社の状況に合わせて柔軟にシステムを運用できます。

上記で紹介したデジタルトランスフォーメーション実践例も全て、クラウドを利用して実践可能です。このような特長を持ったクラウドを活用することで、ユーザーは自社のDX戦略を効率的に進めることが可能になるでしょう。

まとめ

本記事では中小企業におけるDXの必要性や実践例について解説しました。DXはとりわけ業務効率化という点で、人手が不足しがちな中小企業を大きく助けます。少ない労働力で日常業務を回せるようになれば、限られた人材をより生産的な業務に注力させ、事業の拡大を狙うことができるでしょう。

本記事でも解説したように、DXを実際に進める際には、クラウド活用を前提に進めることがおすすめです。クラウドサービスは導入や維持管理のしやすさから、リソースの少ない中小企業にこそ最適な選択肢と言えます。クラウド活用を進めることは、DXの推進を強力に後押しすることになるでしょう。

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