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テレワークにおすすめの場所・ブースとは?最適な環境を見つけて在宅勤務を効率化

 2021.10.31  CLOUDIL 【クラウディル】

テレワークの導入が本格的に進んでいる今、「自宅だとやる気が出ない」「仕事にメリハリをつけられず、効率が悪い」といった問題を抱えている人が増えているため、仕事が効率的に進むワーキングスペースの選択が重要視されています。そこで、本記事では、テレワークにおすすめの場所やブースについて解説していきます。

テレワークにおける環境の重要性

令和3年3月に公表された「令和2年度 テレワーク人口実態調査 -調査結果-」では、労働時間が減少した雇用型テレワーカー(n=5,963)が35%、増加した雇用型テレワーカーが26.2%と報告されています。この結果から改善傾向が強い反面で、3人に1人は活用できていないと判断できるでしょう。また、同調査では「テレワークを実施して悪かった点(雇用型テレワーカー全体)」の設問で、コミュニケーションの取りづらさなどによる業務効率の低下・勤務状況の悪化が46.7%、デスクやインターネット、プリンターと行った周辺機器がなく不便を感じた人が35.2%も存在しました。

この実態調査からもわかるように、オフィスと自宅では場所も環境も大きく異なるため、テレワークを行う前に、まず環境を整えることが先決です。ただし、人によっては自宅環境だと仕事とプライベートのメリハリがつけられないなどのデメリットもあるため、自宅以外の環境の方が集中できる可能性も大いにあります。その場合は、コワーキングスペースやレンタルスペースなどの利用も検討しましょう。

国土交通省テレワーク人口実態調 査検討会「令和2年度 テレワーク人口実態調査 -調査結果-(令和3年3月)」

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テレワークにおすすめの場所

テレワーク環境は様々ですが、各々の使用目的に応じて適切な場所を選ぶことが重要です。そこで、ここではテレワークにおすすめの場所を5つ紹介します。

自宅

テレワーカーの多くにとっては自宅が第一候補でしょう。今回紹介する中で最もポピュラーな場所で、多くの人にとって馴染み深い場所です。自宅で作業をすれば、外出するための準備や作業環境の構築などの手間がかかりません。

自宅で作業するメリットはいくつかあります。まず、外出準備や通勤時間が必要ない点が挙げられます。例えば、通勤に片道1時間かけていた方は、自宅で作業するだけで2時間の自由時間が生まれます。また、滞在費用がかからず、通信環境や通信環境などを新たにセッティングする必要がないため、テレワークへの移行が容易です。昼休みの1時間や仕事終わりの時間にご飯を作ったりお風呂に入ったり家族サービスをしたりと、有意義に過ごせるでしょう。

一方で、ビジネスとプライベートの境目がなくなりやすいデメリットがあります。すぐに仕事ができ、すぐに休憩ができる自宅ならではの弊害です。人によっては上司に見られていないため、仕事に身が入らない可能性があります。人に見られてないと集中できない人は注意が必要です。そのほか、セキュリティ面やプリンターなど、業務上必要な環境設備を整える必要がある点がデメリットです。

コワーキングスペース

自宅以外のテレワークスペースであれば、コワーキングスペースが有力です。コワーキングスペースとは、仕事ができるオープンな共有スペースを提供する大型施設です。会社員はもちろん、フリーランスや起業家なども利用しています。
コワーキングスペースのメリットは、安価で長時間の利用が可能な点です。カフェをはじめとする飲食店は食事や休憩を前提としているので、毎日のように長居をすると注意を受ける可能性があります。その点、コワーキングスペースは業務やビジネスでの長時間利用が前提ですから、気兼ねなく利用できます。月額利用料金やスポット利用料金などがありますが、いずれも比較的安価な料金で利用できます。

また、大きなモニターがある場所や会議室がある場所など、様々な設備や特徴を備えたコワーキングスペースがあるので、自分に合った施設を選びましょう。自らの目的に合ったコワーキングスペースを選ぶことでオフィスと同等か、それ以上の環境で業務を進められるでしょう。
デメリットは、持ち物の管理が必要な点です。オープンスペースでは盗難などの可能性も否定できないため、自分の荷物は自分で管理する必要があります。また、自宅と比べて必ずしも静かであるとは言えないので、他人の会話や雑音などで集中を妨げられる人は要注意です。

サテライトオフィス

企業がサテライトオフィスを導入しているのであれば、こちらも有力な候補と言えるでしょう。サテライトオフィスとは、本来働く場所から離れた場所に設置されたオフィスのことです。日本ではNTT グループやリクルートなどが導入しています。

サテライトオフィスで作業するメリットは、設備が揃っている点です。会社が主体となって設置しているオフィスであれば、基本的にオフィスと同等の環境が構築されるため、普段と遜色のない環境で働けます。ただし、サテライトオフィスを提供している企業を利用している場合は、使い勝手が異なることもあります。サテライトオフィスはクローズなスペースなので他社の従業員と接触しにくく、仕事に集中できます。

自社主導のサテライトオフィスにデメリットはありませんが、サテライトオフィスサービスを利用する場合は事前に利用登録しなければなりません。昨今では会員登録は日常的に行うものですが、抵抗がある方にとってはデメリットでしょう。また、サテライトオフィスは出張など突発的な利用が難しい傾向にあります。基本的に拠点が固定されるサテライトオフィスは、出先でサクッと仕事をしたいケースには向いていません。

レンタルスペース

レンタルスペースもテレワークの強い味方です。レンタルスペースとは、マンションなどの空きスペースを提供してくれる仕組みで、もともとは会議やワークショップなどで用いられてきました。しかし、昨今のテレワーク需要の拡大や働き方の多様化によって規模が拡大しています。
レンタルスペースのメリットは、Wi-Fiや電源、プロジェクター、スクリーンなどが完備されていることです。普段の作業はもちろん、Web会議などでも使用できるため、様々な選択肢があります。なお、広い環境で作業できることもメリットでしょう。

デメリットは、事前登録はもちろん、掃除が必要であったり利用時間を厳守する必要があったりと制約の厳しさが挙げられます。特に利用時間をオーバーしてしまうと、罰則を受ける可能性があるため注意が必要です。また、一人の利用では広すぎる可能性があり、場所を適切に選択する必要があります。

テレワークブース

最後のおすすめはテレワークブースです。テレワークブースとは、テレワーカーが集中して作業に没頭できることを狙いとした個別の空間を指します。最近では都内の駅構内に設置されていることもあり、注目を集めています。

テレワークブースのメリットは高い秘匿性です。共有環境ではなく独立したスペースで作業ができるため、周りの目を気にすることなく重要事項も扱うことが可能です。電話やWeb会議なども気軽に行えるでしょう。集中して作業したい人にはうってつけの環境です。
ただし、基本的にコンパクトな場所で作業することになるため、大きなモニターを使ったり複数人で利用をしたりする状況は想定されていません。そのため、自由度という面では制限があります。

テレワークの場所選びで考慮したいポイント

最後に、テレワーク環境を選ぶ際に考慮するべきポイントをみていきます。主なポイントは、「コスト面」「セキュリティ面」「作業スペース」「インターネット環境」です。
まず、コスト面のポイントは、継続的にパフォーマンスを最大化できる価格帯を見極めることです。継続的に利用できないほど高すぎる場所はよくありませんが、安ければ安いほどよいわけでもありません。安すぎると防音設備がおろそかであったりマナーの悪い利用者も増えたりするなど、劣悪な環境に耐える必要があるかもしれません。また、セキュリティ面は厳格に判断する必要があります。顧客情報などを扱っている場合は情報漏洩のリスクを考えて、隣に人が座れるオープンな作業環境やフリーWi-Fiの利用は避けたほうが無難です。

作業スペースに関しては、作業をするに十分なスペースが必要です。狭い環境ではクリエイティブな発想はできないでしょう。少なくともパソコンや飲み物、参考資料や書類を置くなど、作業スタイルに合わせたスペースを利用できるを環境を選びましょう。インターネット環境も同様です。インターネットが繫がりにくかったり遅かったりすると生産性の低下につながるので、十分な速度が出るネット環境がある施設を選びましょう。

まとめ

テレワークは自宅を始め、レンタルスペースやコワーキングスペース、サテライトオフィスなどあらゆる選択肢があります。それぞれの業界や業種で適切な作業環境が異なるため、自らにあった環境を選ぶことが重要です。
本記事で紹介した場所以外にも、工夫すれば様々な選択肢があるでしょう。自分に合った適切な環境を見つけ、集中力が持続しやすい場所を選びたいものです。

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