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小規模ビジネスでのデータ活用 まずはここから!エクセルやSNSも活かせる

 2021.12.17  CLOUDIL 【クラウディル】

新型コロナウイルスの流行によって、飲食業界は窮地に立たされています。終息の見通しが立たない中、今まで以上に上手くデータを活用しなければ、生き残っていくことはできないでしょう。データ活用と言っても、何か新たなツールを導入する必要はありません。エクセルやSNSで個人的にまとめたデータがあれば、ビジネスを好転させることができます。本記事では、小規模ビジネスでのデータ活用について、わかりやすく解説いたします。

中小企業におけるデータ利活用の現状

大手企業の大半ではデータ活用を実施が進んでいますが、中小企業は後れをとっている現状があります。特にGPSデータやセンサーデータなどのIoT関連データは、中小企業での活用が進んでいません。大手企業で活用されているのであれば問題ないと考える方がいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

なぜなら、日本国内にある企業の99.7%が中小・零細事業者であるためです。

中小企業でのデータ活用が進んでいないということは、すなわち日本の企業でデータ活用が実施されていないということになります。日本のビジネスシーン全体を底上げするためには、中小企業のレベルアップが必要不可欠なのです。各企業が利益を増やすためには、データの活用が重要であることが明らかになってきたため、中小企業でも今後データ活用が益々進むと見られています。

なお、現状としては経営企画、製品開発、マーケティングなどの領域でデータが多く活用されています。いずれかの領域でデータ活用を実施している企業は、大手企業で9割、中小企業でも5割となっています。産業別で考えると、製造業では進んでいるものの、飲食業を含むサービス業では6割程度に留まっており、飲食業界でのデータ活用を迅速に進めていく必要があります。

データ活用まずはここから

データを上手く活用すれば、売上アップに繋げられたり、事業拡大を進められたりなど、様々なメリットがあります。まずやるべきデータ活用の方法としては、次のようなものが挙げられます。

数字のデータをグラフで可視化する

まずは、数字のデータをグラフで可視化しましょう。数値データは、他のデータと比較や検討がしにくいため、一目で分かるようにグラフにすることが重要です。数字データをグラフなどで可視化することで、分析できるようになり、問題点を発見して改善していけば、より良いサービスを提供できるようになるでしょう。
グラフ化をするにあたっては、必ずしも最新のツールやクラウドサービスを利用する必要はなく、手持ちのエクセルなどを使用すれば問題ありません。エクセルであれば、操作に慣れているかと思いますし、追加コストも不要です。

例えば、毎月の売上金額をグラフ化して視覚的に分かりやすくすることで、売上の低い月が明らかになります。その月に提供していたメニュー、来店した客の年齢層、賑わっていた時間帯なども合わせて確認すれば、今後行うべき対策が自ずと分かるはずです。

生の数値データをそのまま見るだけでは把握しにくいことも、グラフで可視化すれば瞬時に把握できます。これは自分だけでなく、他の従業員にとってもメリットがあります。特に複数の飲食店を経営している方の場合、全ての店のデータを自分一人で分析するのは難しいかと思います。各店舗の店長に売上分析をやってもらうことになっても、あらかじめデータをグラフで可視化しておけば、対策を取りやすくなります。

Instagramの投稿からユーザーの状態を推定

次に、Instagramの投稿からユーザーの状態を推定しましょう。SNSの中でも、Instagramは分析ツールとして最適です。Instagramの投稿写真の画像から特徴を抽出し、ユーザーの状態や属性を推定することができます。どういった投稿が注目されているのか、SNS映えするのかなどを把握することが重要です。

自社アカウントと競合アカウントのフォロワー数の推移や人気投稿などを分析し、原因や理由を追求しましょう。例えば、ある商品を販売し始めた途端にフォロワーが急増していることが判明すれば、その商品を売り出していくべきだと判断できます。フォロワー数の他にも、投稿に対してどれくらいのアクションがあったかを示すエンゲージメント率、関連キーワードから検索できるハッシュタグなど、分析すべき箇所は沢山あります。

こういったInstagram内のデータを分析するツールも登場しています。簡単な分析であれば、全て無料で利用できるツールもありますので、まずは無料で使ってみるのがおすすめです。課金すれば、より詳しい分析データを入手でき、誰でも簡単に対策を講じることが可能です。有料版でも、月に数百円から数千円程度のものがほとんどですので、コストもほとんどかかりません。

紙ベースの情報をデータ化して分析

次に、紙ベースの情報をデータ化して分析しましょう。IT化が進んだ現在でも、未だに紙ベースで仕事をしている企業は沢山あります。そういった企業がデジタルへの舵を切りたがらないのは、今まで蓄積してきた紙ベースの情報をデータベース上に移行するのが面倒だと感じているからでしょう。しかし、実は紙出力の帳票などもデータ化して、分析可能なデータに変換することができます。手間をかけずにペーパーレス化を進められるツールが、日々開発されているのです。

通常のOCRだけでなく、情報を抽出して仕分けまで行うAI-OCRも登場しました。手書きの文字を読み取るだけでなく、必要な情報だけをデータ化するというものです。こういったツールを活用すれば、大幅に業務時間を減らし、効率化を図ることができます。

どれだけ自社でペーパーレス化を進めても、他社が紙ベースのままであれば、意味がないと考えている方もいらっしゃるかと思います。しかし、今まで紙ベースで保管していた自社の書類だけでなく、他社から送られてくる書類も全てデータ化することが可能です。したがって、AI-OCRなどを導入して、全てデータ化するというのも一つの手です。紙ベースの情報をデータ化すれば、容易に分析できるはずです。

Twitterを分析してユーザーのちょっとしたニーズを分析

次に、Twitterを分析してユーザーのちょっとしたニーズを分析しましょう。Twitterは、投稿数が圧倒的に多いことが最大の特徴です。そのため、ビジネスに活用できる情報が溢れています。リアルタイムで日常の小さな不満や、消費者のちょっとしたニーズが発信されます。コールセンターには届けられないような生の声を手軽に集めることができますので、これらを参考に新たなサービスなどを検討してみるのも良いでしょう。

有益な情報の多いTwitterですが、全て無料で利用できます。検索欄からキーワードを指定して検索すれば、簡単にユーザーの意見を収集できるのです。

例えば、利用客を増やすために、どういったサービスを行うか悩んでいる場合、「飲食店 こんなサービス あったら良いな」といったキーワードで検索することで、ニーズを知ることが可能です。

まとめ

小規模ビジネスでのデータ活用について、わかりやすく解説いたしました。まずはエクセルやSNSを上手く活用し、できるだけコストをかけずにデータ運用を行うのがおすすめです。ある程度分析を進めて、無料の範囲での限界を感じたタイミングで、有料のツールを導入するようにしましょう。データを上手く活用すれば、売上や利用客を増やすことができます。

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