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中小企業支援情報がわかる「ミラサポ」とは? 特徴やメリットを解説

 2022.08.29  CLOUDIL 【クラウディル】

新型コロナウイルスの感染拡大や急激な円安など不透明な社会情勢が続く中、多くの中小企業は厳しい経営を強いられています。こうした状況を乗り切るためには補助金などの各種支援の利用や、生産性の向上に取り組むことが重要です。支援情報を効率的に集めるために便利なのが、情報支援サイト「ミラサポplus」です。本記事ではミラサポの特徴やメリットについて解説します。

中小企業の現状

新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年以来、多くの中小企業は厳しい状況に陥っています。中小企業庁の公開している「2022年版 中小企業白書・小規模企業白書」によれば、2020年の4-6月期における中小企業の業況判断指数はリーマンショック時を下回る水準にまで悪化しました。特に小売業・卸売業・サービス業は緊急事態宣言などによる外出自粛の影響を大きく受け、急激な下落を見せています。

その後はいったん持ち直したものの、厳しい状況にある状況は依然として変わりません。2021年度の休廃業・解散件数は4万4,377件にのぼり、民間会社が調査を開始した2000年以降で3番目に高い数字になっています。

また、以前から存在した問題として、経営者の高齢化や後継者の不在、慢性的な人手不足なども中小企業の課題です。さらに中小企業の労働生産性は低水準に留まっており、大手との格差が広がってきています。

2022年に入ってからもロシアのウクライナ侵攻や急激な円安など、社会・経済の不安定な状況は続いており、中小企業は強い逆風にさらされています。

参照元:https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2022/PDF/2022gaiyou.pdf

中小企業向け補助金・総合支援サイト「ミラサポ」とは?

上記のように日本の中小企業は現在多くの問題点を抱えています。この状況を打開するための方法がないか、情報収集や対応策の検討など、さまざまな方法を模索している中小企業は多いことでしょう。

そのような企業にとって役立つのが、無料で利用できる中小企業向けの情報支援サイト「ミラサポplus」(以下、ミラサポ)です。このサイトは中小企業庁の委託によって運営されており、中小企業・小規模事業者の経営に役立つ支援情報を提供しています。以下では、このミラサポがどのようなWebサイトなのかを詳しく解説します。

国の中小企業支援メニューを調べられる

ミラサポでは、国が提供している中小企業や小規模事業者向けの補助金・給付金制度などの情報を網羅的に調べることが可能です。

中小企業が直面している厳しい現状に対して、政府は各種補助金などの支援策を拡大しています。一方で、自社がどのような支援を受けられるのかを省庁のWebサイトや資料を細かく調べるには多くの手間と時間を要するでしょう。

ミラサポを利用することで、そのような支援情報を簡単に調べられます。ミラサポでは、キーワード検索はもちろん、人気の支援制度がピックアップされていたり、困りごとの内容から対応する支援制度を調べたりすることが可能です。

ミラサポで得られる情報

ミラサポでは国の補助金や助成金に関する情報だけでなく、税制や融資、認定、専門家派遣などのさまざまな支援制度を検索できます。ミラサポのトップページ右上には「支援制度を探す」「支援者・支援機関を探す」「事例を探す」「経営のヒント」のタブが用意されており、クリックするだけで簡単に対応した情報へアクセスできるのです。

「支援者・支援機関を探す」では、経営上の課題解決をサポートする支援者・支援機関を案内しています。専門家による相談所はもちろん、AIチャットボットが経営の悩みに答える「E-SODAN」というオンライン相談室へのリンクもあるため、まずはそちらの利用から試してもいいでしょう。

「事例を探す」のページでは、人手不足や事業継承に関する対応など、中小企業にとって身近な問題に関する対策の実例が掲載されています。多くの企業が取り組んでいるIT活用に関する事例もあるため、DXや業務効率化に関心のある場合にも有益な情報が得られるでしょう。

「経営のヒント」のページでは、起業・創業から市場開拓、海外展開、事業継承、廃業に至るまでの経営に関するあらゆる課題について、テーマ別にヒントが掲載されています。

ミラサポplusの無料会員が得られる4つのメリット

ミラサポの基本的な機能やコンテンツは、会員登録をしていなくても利用できます。しかし、会員登録をすることでさらに以下のようなメリットを得ることが可能です。なお、会員登録は無料でできるため、ぜひ登録することをおすすめします。

1. 自分の属性に合わせて最新の情報を表示できる

会員登録をすることで得られるメリットとして、それぞれの属性に合わせて情報を表示できるようになることがまず挙げられます。登録した情報に基づいて、各企業に必要な情報を表示できるようにパーソナライズされた情報が表示されます。例えば「興味のある項目」からおすすめの支援制度やおすすめの事例にアクセスしたり、「活動地域」から近くの認定支援機関などの情報をすぐに得られたりできるのです。また、ミラサポのサイト内で気になった記事があれば、「お気に入り」登録をすることでいつでも閲覧できるようになります。

2. 最新情報が届く

会員登録をすることで、ミラサポの更新情報をメールで受け取れるようになります。ミラサポの情報は逐次更新されていきますが、毎日のようにホームページをチェックするのは手間に感じる人が多いでしょう。メールで新着情報を受け取るように設定することで、必要な時にWebサイトへアクセスするだけでよくなります。

メールで配信される新着情報は、ミラサポで更新された全情報に設定もできるほか、「興味のある項目」にチェックした情報のみに絞ることも可能です。このメール配信は自由に停止できるため、会員登録はしたいけれど頻繁にメールが届くのは嫌だという人も必要に応じてカスタマイズできます。

3. 手続きや管理が楽になる「電子申請サポート」を利用できる

ミラサポの会員は「電子申請サポート」を利用できます。「GビズID」も同時に取得しておくことで、電子申請のたびに繰り返し入力が必要となる基本情報や財務情報などを簡単に呼び出せるようになります。e-Taxや各種電子申請サイトなどとも連携しているため、以前に利用した外部システムのデータを取り込むことも可能です。このように、「電子申請サポート」を利用することで、各種補助金への電子申請を効率的にできるようになります。

4. 経営診断レポートを作成できる

経営診断や現状分析などをまとめた「経営診断レポート」を作成できます。「電子申請サポート」において登録した財務情報を基に、「ローカルベンチマークツール」の機能を使って診断チャートや現状分析シートが作れます。「ローカルベンチマーク」は、経済産業省が提供している、財務面・非財務面の両方から経営状況を確認できる「企業の健康診断ツール」です。

「BIレポート」「業務フロー」「商流」「4つの視点」の4つのシートが作成されます。「BIレポート」には財務分析結果が表示され、「業務フロー」「商流」「4つの視点」ではそれぞれの観点から自社の状況についての棚卸しが可能です。こうした経営診断レポートを活用することで、経営診断や現状分析を効果的に行えます。また、経営相談を専門家などに行う際に持参すると、より有意義なアドバイスを受けられるでしょう。

まとめ

本記事では、中小企業の情報支援サイト「ミラサポplus」を紹介しました。ミラサポでは国が提供している補助金などの支援情報のほか、多くの中小企業にとっての課題である生産性低下を改善できるIT導入に関するサポートも行っています。

また、CLOUDILでは全国の中小企業向けにクラウド活用を広めるための情報支援を行っています。さまざまな経営課題を解決するために、ぜひこのような情報支援サービスを有効活用してください。

第5版 中堅・中小企業トレンドレポート

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